栃木県佐野市のパーソナルトレーニング施設、K-Conditioning & Performanceです。
先日も、腰痛に関する記事をご紹介させていただきました。
みなさんがどうしても陥りやすい、「腰痛」に関する間違いについて、より詳しくご紹介いたします。
腰の痛みが良くならない・・・・
そうおっしゃる方が非常に多いのです。
なぜなら、腰痛は腰が原因のケースはほとんどありせん！
腰が痛いので、「問題は腰にある」とお思いの方多いですよね・・・。
でも実際は腰に原因はないのです。
そのため、腰が痛くて病院に行ってもレントゲンに何も写らないことも多いのです。
レントゲンについてお医者さんから言われることも、「少し間が狭くなっていますね。」など言われた方もたくさんいらっしゃると思います。
病院での診察や整骨院での治療は、電気をかけて、湿布をもらって終わりという方多いのではないでしょうか？
しかし、いくら電気をかけても、湿布を貼ってるだけでも、決して腰痛は治りません！
どうすればやっかいな腰痛が治るのか？
そもそも腰痛の原因はどこにあるのか？ その点についてご紹介いたします。
腰痛の原因の８割は腰にありません！
先ほど、腰痛の原因は腰にはないとご説明しましたが、８割近くは腰にないのです。
では、どこにあるのか？
それは、股関節または胸椎という部位が非常に密接に腰痛と関連してきます。
下の図では赤くなっている部分になります。
この図を見てみなさん何かお気づきになる点はございますか？？？
実は腰（腰椎）は胸椎と股関節の間にあるのです。
それがどのように関連してくるかというと・・・。
人の関節はなるべく動く関節（可動性:Mobility）と止まる関節（安定性:Stability）の２パターンに分類することができます。
下の図では青字が動く関節、赤字が止まる関節になります。
Joint by Joint Approach : FMSセミナー資料を参考に作成
そうなると本来は胸椎、そして股関節は動く関節（可動性）として働いていることが望ましい状態になります。
しかし、腰痛をお持ちのかたは下の図のように役割が変わってしまうのです。
役割が本来の時と逆になっていますよね・・。この状態を簡単に説明をすると・・・
股関節の筋肉や胸椎といった部位が硬い！！ ということになります。
これらの部位が硬くなることによって、腰（腰椎）が本来の役割とは違う、動く関節にならなくてはいけなくなってしまい、負担がかかることによって腰痛が出現します。
腰はあくまでも股関節や胸椎と行った部位が動きにくくなってしまったことによる、被害者なわけですね。
そのため、腰痛の原因は腰にないことが非常に多いのです！
まとめ
これから数回にわたり「腰痛」についてお話をしたいと思います。
今回の記事ではどこに腰痛の本当の原因はあるのかについてお話をしました。
はじめてお聞きになった方も多いのではないでしょうか？
腰痛に関する正しい知識を身につけて、やっかいな腰痛も解消しましょう！
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