私たちがなぜ「動作」をトレーニングして鍛えるのか、前回の記事でご理解いただけたでしょうか?
繰り返しになりますが、スポーツのパフォーマンスをアップさせるには筋肉を鍛えているだけではダメです。
スポーツ中の「動作」をより早く、正確に、何回も繰り返し、良いパフォーマンスを発揮するためには、動作にも負荷をかけて鍛える必要があります。
しかし、負荷をかけてトレーニングを行なった直後は一時的に身体の能力は低下します。
「トレーニングを行なったのに、身体の能力は低下するの?」
なんてお思いになりますよね?
皆さんも一度は、運動した翌日に「筋肉痛」になった経験はありませんか?
その際に身体を動かそうとすると、いつものようにスムーズに動けないと思います。
その時身体は、トレーニング前の身体以上に「回復」しようとしているのです。
これが「超回復」ということになります。
皆さんも一度は聞いたことはありませんか?
この「超回復」が起きることによって、身体はトレーニング前よりも能力が向上するのです。
では身体が回復するまで何も行わずに休んでいれば良いのでしょうか?
トレーニングで酷使した身体を「ケア」しなくては筋肉も硬くなってしまします。もちろんスポーツ中の「動作」の正確性や速さなども下がってしまいます。
最悪のケースではその筋肉の硬さが原因で、ケガをしてしまうかもしれません。
そこで、より動きやすくトレーニングをするために、トレーニングで酷使した身体を「回復」させる必要があります。
弊社ではトリートメントという身体のケアで「回復」にアプ
ローチしています。
ケア=マッサージ?
『身体のケア』と聞くと街の中に多くあるような、揉みほぐしや、マッサージ店のようなリラクゼーションを想像されるかもしれません。
弊社のトリートメントは、リラクゼーションを目的とはしておらず、よりトレーニングの効果を高めるために痛みの軽減や、身体の機能を取り戻すことを目的としています。
そのため、弊社ではトリートメントのみの実施をいたしておりません。
最終的には、あなたの身体の状態が適切な状態に戻り、自分自身でケアができるようになっていただきます。
マッサージを行ってもその時はいいけど、次の日には戻っている・・・。
こんな経験ありませんか。
そうならないためにも、リラクゼーションの目的ではなく、身体の機能を戻すトリートメントをトレーニングと合わせ、効率よく行ってみませんか。
トリートメントを行うことで得られる効果
トレーニング前にトリートメントを行うことで、
- 痛みの軽減
- 可動域の改善
- 関節位置の適正化
- 筋肉の状態の改善
- 姿勢の改善
などの効果を得ることができます。
適切な身体の状態でトレーニングを行うことにより、トリートメントを行うことでトレーニングの効果が得られやすくなります。
トレーニング後はトレーニング前の効果に加え、
- 翌日への疲労の軽減
- 酷使した筋肉のケア
という効果も加わってきます。
トレーニングで酷使した筋肉をそのままにしておけば、怪我の原因にもつながってしまいます。
そうならないためにも、トリートメントを行います。
実際に行なっている方法
続いて弊社で行なっている内容の紹介です。
手技を用いて身体の機能の改善を図ったり、器具を用いて実施するケースが多くあります。
パートナーストレッチ
トレーナーが硬くなってしまった筋肉を伸ばしていきます。
一人ではできないような内容を中心に行うため、効果的に実施することができます。
軟部組織リリース
トレーナーが手技を用いて筋肉や軟部組織をマッサージしていきます。普通のリラクゼーションで行うようなマッサージ方法とは違い、問題がある部位の改善を狙って行います。
その他
その他にもIASTMという金属のツールを用いてケアを実施したり、カッピングという日本でいう「吸い玉」を用いてケアを行います。こちらはまた別の記事でご紹介いたします。
まとめ
トレーニングも重要ですが、トレーニングだけで改善されないことや、トレーニング後の身体のケアもとても重要です。
ケアを怠るだけで痛みが出現したり、身体の機能が悪くなったりします。
そうなってしまうと、目標を達成するまでの時間もより必要になってしまい、かえって効率が悪くなってしまいます。
そうならないためにも、トリートメントを活用し、効率よく目標を達成しましょう。
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